2011年7月例会のお知らせ
◆7月例会のお知らせ
1.日時 平成23年7月16日(土)13:30〜16:00
2. 会場 山口台会館
3.例会費 1,000円
4.今月の主な行事
イ.人気投票、及び香りの審査
ロ.大場オーキッドの大場さんの話(ハワイの蘭園について)及び蘭販売
ハ.株市
◆7月例会のお知らせ
1.日時 平成23年7月16日(土)13:30〜16:00
2. 会場 山口台会館
3.例会費 1,000円
4.今月の主な行事
イ.人気投票、及び香りの審査
ロ.大場オーキッドの大場さんの話(ハワイの蘭園について)及び蘭販売
ハ.株市
今月の例会は夏咲きのカトレア秀花がとりそろいましたが、大変珍しいバルボの仲間も出品されましたのでご覧ください。
Cirr.evrardii 池上綱子
Bulb.chloronthum 池上綱子
Cirr.bicolor 島崎純一
素焼き鉢の外側に遮光ネットで株をつけた、島崎さんならではの栽培です。
*画像をクリックすると大きくなります。
1位 C.lobata’Jeni’
石田和子
平成10年5月の例会で入手と記してありましたので、多分仲田さんから買った株だと思います。 長い間、花も着けずに生き続けていた、健気な蘭です。3年ほど前に素焼きの深鉢に水苔を上の部分だけ入れて、下の2/3程は空洞にして植え替えてから成長がよくなった気がします。空気や風の流れが影響を受けたのでしょうか。来年は仕立て方を工夫して見栄えよく育てたいと思っています。
2位・栽培賞 C.Purrcherima(lobata×purpurata)
池上綱子
平成17年蘭友からの分け株です。とても花着きがよく安心して育てられる株です。株立ちも整然として、何よりも花の向きで苦労せず揃うのがいいです。どこの蘭園から購入し、交配親は何なのか知りたくなったときにはすでに聞くことができず、残念でした。これ以上大株にはせず、楽しみたいと思います。
2位・栽培努力賞 C.purpurata fma carnea
小畴礼子
平成19年に岡田蘭園より購入した株です。21年に植え替えして22年に初花は1バルブで3輪、リップの色も冴えていなかったと記憶しています。今年は3バルブに10輪の花が着き、特徴のリップのピンクが鮮やかでした。花が咲いてから例会まで花をもたせましたが株ができてきたのでしょうか。同じ株でもずいぶんと違うことを実感しました。
2位 Sobralia maeranta’Bolin’HCC/AOS
安藤美恵子
この株は2007年に国際園芸より求めました。元は島崎さんの株です。ミックスコンポストで、昨年、固めに植え替えをしました。ソブラリアは根をいじめると枯れると聞いていましたので、なるべく根に触れないように気を使いました。割と日に当てて育て、肥料も多めです。カトレアと同じ温室に入れています。水も大好きです。花は大きく見事なのに花もちは悪く、花が落ちると次に蕾が控えてるといった具合です。だいぶ元気になった株なので来年は花数を増やして楽しみたいと思います。
小型1位 Den.dichaeoides
成田英一
平成21年3月関西の蘭園より購入した株で、アメリカの カリフォルニア州のゴールデンゲートオーキッドから輸入した直後のだと思います。購入後、直ちに周りの水苔を取り除き、現在のヘゴ鉢に植え付けました。ニューギニア島原産の品種で、クールタイプのデンドロですが、市販されている株はほとんど実生のもので、改良されてると思いますので夏でも涼しくしてやれば、冷房室も山上げも必要ないと思います。本株は一応、冷房室で過ごさせています。水は多くやった方がよいと思います。本種の栽培が困難という事を聞きますが、花・葉・バルブが同じ形状の品種で、dichaeoides “Milky Way”、”Milky Joy”という個体はバルブの途中から高芽が多数出て50cmくらいになりますが、非常に花着きが悪い個体もあります。また、2003年頃にはリンピダム(Den.limpidum)という品種も発見されており、花・葉・バルブ等、全く同じで写真を見ても区別がつかないものもあります。
栽培努力賞 Max.tenuifolia
飯草キヌ
2001年、鈴木義治家から来た株です。世話なしに育って毎年、花を咲かせてくれますが、香りが強烈で少々、困り気味。5号鉢でいただいて、数年前にこの鉢に移した後は手付かず、放ったらかしの状態ですので、鉢の中は古いバルブがぎっしり詰まっているらしく、鉢が重くて動かすのが難儀です。今後、どうしたものかと悩んでおりましたら、奥田さんが先の全部を切り取って植え込めばよいと教えてくださいましたので、ぜひ実行したいと思っております。
栽培努力賞 Cirr.Elizabeth Ann’Backle Berry’AM/RHS
安藤美恵子
2007年に国際園芸に預けてあった、島崎さんの株を売っていただきました。毎年、花が終わるとミズゴケを足して行きましたらボール状になりました。筒の中に棒を入れ込み、運びやすいようにキャスターを付けましたが、やはり重たいです。今年はハイポネックスのカリ分の多い、開花促進用を1月からあげてしまったせいで、早めに花が咲き、花数も少ないです。来年は5ヶ月前を計算してぜひ、10月にたくさん花を咲かせたいと思っております。
香り C.luedemanniana’3583’
飯草キヌ
ただいま、webの担当をしている山本です。
川崎洋蘭クラブの例会報告をご覧いただき、ありがとうございます。
当会はカトレアの愛好家が多く、5月は入賞花以外にも大変すばらしいものが並びました。
ご紹介しますので、ご覧ください。
※コメントは私見ですので、何かありましたらご指摘ください。
C.lueddemanniana
花型は野趣あふれますが、とても大きい!原種の魅力がよくわかります。
C.gaskeliana fma.suavissima’Mille-feuille’
ガスケリアナの淡い花。たいへん形が整っていますよね。
ミルフィーユは大場蘭園さんの選抜個体でしょうか。
C.mossiae fma.coerulea sib.
ゆったりと咲いた姿です。この姿がモシエらしいですよね。
シブリングですから、実生オリジナル個体でしょうか。名前をつけていただいたらよいのではないでしょうか。
C.lawrenceana ‘London’
見事に色が濃いローレンセアナです。
C.intermedia ‘No.1 Bolao’×self
3種類続くインターメディアのすばらしい花は大谷さんの愛培花です。
この花の変種名は、flamea orlataになるのでしょうか。
C.intermedia ‘Sander’
これもきれいなフラメアの花ですね。
C.intermedia fma.orlata
このインターメディアは株に対してとても花が大きく、びっくりです。リップの色が濃く、インパクトがありました。
Lc.Canhamiana coerurea’Lucky Strike’
続いて交配種です。
カンハミアナは小野さんの個体が入賞しましたが、この株も色が濃く、とても美しいですね。
モシエ×パープラータのプライマリ(原種一代交配)です。
C.Intertexta
ありそうで、あまり見たことがなかったプライマリです。
ラベルには(warneri×mossiae)とあったので調べてみました。
カトレア原種が好きな方なら、絶対に目を留める美花ですね〜!
当会でも、みなさん、このようなセルレアが大好きですよね。
Lc.Cosmo-vista
国際さんの交配のミニカトレアです。
Lc.Tokyo Magic×C.intermedia
Tokyo Magicは、なんと、スタンダードカトレアのIrene Finny にL.brigeriです。
交配種はこのように親をたどると、その花に面影が見えて大変興味深いですよね。
『何の交配の花だろう?』と思って、推理して調べるのも蘭の花を栽培する楽しみです。
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