7月例会入賞花
酷暑の季節です。出品花も少ないですが、どっさり花を着けた夏の花がそろいました。
大場オーキッド 大場さんに札幌蘭展の模様を解説してもらいました。売店の商品もなかなかよいものをそろえていただき、ありがとうございました。
*画像をクリックすると大きくなります。
1位 Ren.Kalsom ‘Prince Akihito’
佐藤 良二
この株は3年ほど前、東京ドームで台湾の業者から買った株です。なかなか花が着かなかったのですが、どうしても花を見たかったのでもう一株買って、日当たり、水遣り、肥料を考えて工夫してみました。今年は2本とも花が咲き、予想以上の見事さに感激しています。
肥料___ロクグトータル 水遣り___毎日、日当たりのよい場所
2位 Seidenfadenia mitrata
大谷 弘明
この株は今年の東京ドーム世界らん展で、タイの出店業者から購入しました。以前栽培したことがありましたが、見事に枯らしてしまいました。気難しそうな蘭なので今回は注視して栽培に努めました。購入時は根が止まっていましたが、毎日シリンジをやった結果、外気温の上昇と共に新芽が動き出し花茎も9本上がってきました。この蘭は毎年同じように栽培できるのかどうか、が?です。
3位 Den.Tokimeki
斉藤 美知枝
2010年の忘年会で頂いた、仲田さんの小さな株でした。毎年7月に咲いてくれます。あまり根詰まりして窮屈そうなので5月に鉢増ししたところ、白くて細い根がいっぱい出て 風の通る日向に吊るしておいたら細い芽があちこちからたくさん吹き出し、こんなに咲いてくれました。冬でも活力剤は水遣りのたびにあげるようにしています。
小型1位 Trichopiria tortilis
小佐野 滋子
トリコピリアは昔から大好きな品種です。メキシコから中南米の1,500mまでの湿度の多い熱帯雨林に生息しています。日本の猛暑に耐えるのは少し可哀相ですが、こまめな水遣りと半日蔭で風通しが良い場所なら何とか栽培できます。この株は今年のドームでエクアドルの業者から入手しました。花は見られましたが、問題は夏越しです。頑張って育ててみたいと思っています。
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◆例会の株から
V.falcata
V.falcata
風蘭はバンダになったのです。よくアスコセントラムとの交配で黄花がありますが、これは風蘭の黄花です。洋蘭にも見劣りしない華やかさで、大変人気でした。富貴蘭は、鉢と株姿、そして、鉢台も大変趣きがあります。花の飾り方が大変勉強になります。パフィオは無骨なプラ鉢だけで育ててますからね。。。。。。
ちなみにこの素敵な鉢台は、富貴蘭会で販売されているそうですよ。