2015/7/26 日曜日

7月例会入賞花

Filed under: 今月の入賞花 — yamayan @ 17:50:42

 酷暑の季節です。出品花も少ないですが、どっさり花を着けた夏の花がそろいました。

dscn8622_re.jpg

大場オーキッド 大場さんに札幌蘭展の模様を解説してもらいました。売店の商品もなかなかよいものをそろえていただき、ありがとうございました。

dscn8623_re.jpg dscn8626_re.jpg

*画像をクリックすると大きくなります。

1位 Ren.Kalsom ‘Prince Akihito’

佐藤 良二

dscn8605_re.jpg dscn8606_1.jpg dscn8608_re.jpg

この株は3年ほど前、東京ドームで台湾の業者から買った株です。なかなか花が着かなかったのですが、どうしても花を見たかったのでもう一株買って、日当たり、水遣り、肥料を考えて工夫してみました。今年は2本とも花が咲き、予想以上の見事さに感激しています。

肥料___ロクグトータル 水遣り___毎日、日当たりのよい場所

2位 Seidenfadenia mitrata

大谷 弘明

dscn8612_1.jpg dscn8613_re.jpg dscn8614_re.jpg

この株は今年の東京ドーム世界らん展で、タイの出店業者から購入しました。以前栽培したことがありましたが、見事に枯らしてしまいました。気難しそうな蘭なので今回は注視して栽培に努めました。購入時は根が止まっていましたが、毎日シリンジをやった結果、外気温の上昇と共に新芽が動き出し花茎も9本上がってきました。この蘭は毎年同じように栽培できるのかどうか、が?です。

3位 Den.Tokimeki

斉藤 美知枝

dscn8609_1.jpg dscn8610_re.jpg dscn8611_re.jpg

2010年の忘年会で頂いた、仲田さんの小さな株でした。毎年7月に咲いてくれます。あまり根詰まりして窮屈そうなので5月に鉢増ししたところ、白くて細い根がいっぱい出て 風の通る日向に吊るしておいたら細い芽があちこちからたくさん吹き出し、こんなに咲いてくれました。冬でも活力剤は水遣りのたびにあげるようにしています。

小型1位 Trichopiria tortilis

小佐野 滋子

dscn8615_re.jpg dscn8617_re.jpg

トリコピリアは昔から大好きな品種です。メキシコから中南米の1,500mまでの湿度の多い熱帯雨林に生息しています。日本の猛暑に耐えるのは少し可哀相ですが、こまめな水遣りと半日蔭で風通しが良い場所なら何とか栽培できます。この株は今年のドームでエクアドルの業者から入手しました。花は見られましたが、問題は夏越しです。頑張って育ててみたいと思っています。

******************************

◆例会の株から

V.falcata

dscn8618_re.jpg

V.falcata

dscn8619_re.jpg dscn8620_re.jpg

風蘭はバンダになったのです。よくアスコセントラムとの交配で黄花がありますが、これは風蘭の黄花です。洋蘭にも見劣りしない華やかさで、大変人気でした。富貴蘭は、鉢と株姿、そして、鉢台も大変趣きがあります。花の飾り方が大変勉強になります。パフィオは無骨なプラ鉢だけで育ててますからね。。。。。。

ちなみにこの素敵な鉢台は、富貴蘭会で販売されているそうですよ。

2015/7/8 水曜日

2015年7月例会のお知らせ

Filed under: 定例会予定 — yamayan @ 7:30:16

◆7月例会のお知らせ

1.日時     平成27年7月18日(土)13:30〜16:30 【第3週】

2. 会場     山口台会館

3.会費     1,000円

3.今月の主な行事

1) 人気投票 及び、香りの審査

2) 株市

3) 大場さんの話、および蘭販売

***********************************************************

8月の予定

平成27年8月8日(土) 【第2週】

2015/7/7 火曜日

6月例会入賞花

Filed under: 今月の入賞花 — yamayan @ 21:51:48

花が少ない時期になってきましたが、今月もよく栽培された良花がそろっています。

dscn8602.JPG

*画像をクリックすると大きくなります。

1位・栽培賞 Cym.finlaysonianum

池上 綱子

dscn8561.JPG dscn8564.JPG dscn8563.JPG

平成22年7月、蘭友の分け株と私の手持ちの株とを交換したもので、知らない種でしたので調べました。

【原種ラン図鑑(唐沢耕司)NHK出版;種小名は人命にちなみ。ベトナムで発見(1896年)葉の長さ、30~100cm。花茎は下垂し、長さ60~150cm】

覚悟はしていましたが、3花茎が伸びる、伸びるのにはびっくりしました。やっとの思いで例会場まで運び、皆様に見ていただき、ありがとうございました。水と肥料をたっぷり、雨、風によく当てたと思います。

2位 Den.anosum(=Den.superbum)

成田 英一

dscn8565.JPG dscn8568.JPG dscn8566.JPG

この株は昨年2月はちのへ洋蘭園から購入しました。本種はベトナム、ラオス、フィリッピン、インドネシア、タイ、ニューギニア島等、広く分布していますが、本株はたぶんタイかベトナム産の自然種だと思います。根が裸のままでしたので、現在のコルクに直接植え付けました。フィリッピン産のものは現地(あるいは輸入直後)ではバルブが長く、花の色も立派ですが、数年たつと我が家では行方不明になります。タイ、ベトナム産はそれほどバルブも長くならず、比較的丈夫だと思います。1年を通して平均温度が26℃~30℃、夜間が16℃~20℃ぐらいが良いみたいと本には記載されていますが、我が家では無理なので、なるべく暖かい所に置いております。6月~10月は屋外で直射日光に当てています。肥料はマグァンプを与えたと思います。

3位 Coel.usitae

池上 綱子

dscn8569.JPG dscn8570.JPG dscn8573.JPG dscn8571.JPG

2009年6月やまはる園芸から購入しました。2株栽培していますが、この株のリップは濃く、やはり花を見て求めるのがいい様です。育てやすく、1花茎から古いものもいれ、すでに32花、次々に咲き続けるので、薄い液肥と水遣りに注意すればいい様です。楽しめる株だと思います。

小型1位 V.miniata (=Asctm.miniatum)

齋藤 淳子

dscn8580.JPG

今年のOPAにていただいた奥田さんの商品券で、池袋のサンシャインで購入しました。5本立できれいに咲いていたのですが、・・・・1本終わりました。4本咲きできれいなオレンジ色に魅かれ、来年も咲いてくれる事、楽しみにしています。

良花賞 Grammatophyllum elegance ‘Fortune’

小佐野 滋子

dscn8575.JPG dscn8576.JPG dscn8578.JPG

グラマトフィラムと言えば、スクリプタム(scriptum)が花屋で売られていますが、このエレガンスは見たことがありません。フィリピン原産でもう1ヶ月半 は咲いています。元々この会にいらした福田さんから頂いたもので、10数年前のサマーランド蘭展でお立ち台に立った花を見たときにはあまりの美しさに感動してしまいました。弁厚で花の内側は茶色で裏側は沈んだ緑ですが、水に浮かべると清涼感満点です。今年も咲いて楽しませていただいています。福田さんを思い出させて下さった事に改めて感謝しております。

******************************

◆例会の株から

Den.parishii (petaloid)

dscn8581.JPG

Chiloschista lunifera

dscn8584.JPG dscn8585.JPG

Chiloschista sp.(白花)

dscn8586.JPG dscn8588.JPG

Acanthephippium mantinianum

dscn8590.JPG dscn8591.JPG

C.gaskeriana

dscn8593.JPG

Nagelieila purporea

dscn8594.JPG dscn8597.JPG

C.schofieldiana

dscn8600.JPG

HTML convert time: 0.053 sec. Powered by WordPress ME