第21回 新百合ケ丘OPA 春の洋蘭展入賞花
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~ 新百合ヶ丘OPA 第21回洋らん展 ~
◆ 4月16日~20日
春の蘭展の入賞花をご覧ください。
神奈川県知事賞
Den.primulinum(=polyanthum)
小疇 禮子
この株は平成21年4月に輸入してまだ鉢植えされていないものを買いました。慣れていなかったので何年かは冴えず、昨年はバルブもしっかりして見栄えが良かったと思いますが、残念ながら蘭展の期間外でした。今年は会期にピッタリ咲いてよかったのですが栽培の結果が見えるころになってなまけていた時のタイミングが悪かったことに気が付き悔やまれました。でも花の色が鮮明で愛らしく好きです。もし元気でいればこの次も少し頑張ろうと思います。
★本株は会員人気投票で第2位、OPA来客人気投票で第2位になっています。
川崎市長賞
Arpophyllum giganteum
川島 とよこ
平成13年に島崎さんよりいただいた株です 。この株は昨年の年賀状として、一部の方に写真入りで使っていますので26年春も今年並みに10花茎見事に咲いていたことになります。2年前の蘭展の時には1週間早く終わってしまい、残念ながら出品できませんでした。その時に充分仕上げた達成感があったからでしょうか、その後はこの株にはあまり熱が入らず、さらに重く嵩張る鉢のため今年は2階の無人・無暖房の部屋に放置していました。この部屋は雨戸も閉めないので明け方には5℃くらいの日がたくさんあったと思いますが、日当たりは良好で、その間3回くらいベランダに出してたっぷりと水遣りした記憶があります。低温の環境と辛い水遣りでしたが結果的にはそれで充分だったのかもしれません。植え替えも5年くらいしていませんでしたが、シースの中の蕾を見つけた時は本当にびっくりしました。何が幸いだったかよくわかりません。新芽の成長期は無遮光の戸外に置いています。強日に当たると良いと聞いています。できればこのあと、植え替えをしようと思っています。
★本株は会員人気投票で第1位、OPA来客人気投票で第1位になっています。
川崎洋蘭クラブ会長賞
Lyc.Hitomi
浅田 光
昨年11月、アボウオーキッドから未開花株を購入したものです。以前にも購入しましたが、Hitomiは概ね大型整型でよい花が咲きます。白から赤まで色々咲きます。多花性ですので花数を少なくすればもう一回り大きな花が期待できると思います。冬期15℃で新芽が出てからは水を切らさないようにし、施肥をします。花芽が出てからも1,000倍~2,000倍の液肥を月2回くらい与えると良いようです。一番の問題は夏の猛暑をどう乗り切るかです。
川崎商工会議所会頭賞
Tricocentrum splendidum
安藤 美恵子
この株は中米グアテマラ、ホンジュラスに現生する蘭です。中藤洋蘭園から求めました。厚葉のオンシジウムは可愛がらず、置きっぱなしが良いと思います。過湿は嫌いで、夏でも乾かし気味で雨にも当てず、冬は水は控えめでぬらす程度でよいと思います。肥料は置肥、液肥は普通でカトレアと同じです。
神奈川県園芸協会会長賞
Paph.Fumi’s Delight ’Nicon’
小佐野 滋子
中藤さんの当たり交配です。花の色はよく、形は丸くて気に入っておりますが、大きさがもう少しあるとよいのに残念です。来年に向けて株の充実に心がけていきたいと思っております。パービセパラム系の育て方はまだ良く分かっていません。手探りで栽培しております。上手な方、教えてください。
ホテルモリノ賞
Den.Jacquie Stocker
成田 英一
平成25年11月のグロワース株です。その時植え替えてから一度も植え替えしていませんので、今年は植え替えた方が良いかもしれません。肥料はあげた記憶がありませんし、形跡もありません。5月から寒冷紗のある屋外に出し、11月に温室に入れます。この株は実生のため、いろいろな色の花が咲き、時期によっても多少は変わりますが、今回の色はあまりよくありませんでした。
新百合ヶ丘OPA賞
C.intermedia fma.orlata ‘Imperial Ruby’
石田 和子
2012年4月に中藤さんの蘭展で求めた株です。インターメディアは寒さに強いようで、最低温度は10℃前後に設定しています。他に気を付けることは別にないのですが、植え替えは毎年行っています。