9月例会入賞花
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1位・栽培努力賞 Phrag.Sedenii
飯草 キヌ
2002年堀さんの蘭が多摩植の庭で皆さんに買い取られたことがありました。しばらくして『まだ残っているから持って行ってほしい』と山下さんから電話があり、出かけて行った時社長さんもいらっしゃって、“きれいな花が咲くから。”、と手渡されたのがこの株です。翌年、本当にかわいい紅色の花が咲いて大喜びしました。何かの本で、Phrag.は水好きなので用土に鹿沼土を混ぜると良いとありましたので、2007年の植え替えの時に使ったと思います。今春、増土、施肥(グリーンキング)し、水受皿に載せて50%遮光の棚に置いてありましたが、程よく降った雨のおかげでしょうか、こんなに花を着けているなんて吃驚です。このままで『来年もたくさん咲いてほしい』なんて、ずうずうしいことを考えています。
2位 Den.Hibiki
成田 英一
今年の世界らん展の際、はちのへ洋蘭園より購入したものです。購入時、バスケット植えになっていましたので、直ちにバスケットから外し、植込み材の水苔と内側にあったバークをほぼ完全に取り除きました。すでに昨年の9月例会時に入賞した、原木付けの株がありましたので、枯れても良いと思い、根を裸にして現在のコルク付けにしました。結果的には新根、新芽も出て良かったと思います。腐るものがないので、コルクがボロボロになるまでこのままにしておきます。5月からは50%遮光の屋外で育てています。肥料は今年は与えていません。
3位 Habenaria medusa
石田 和子
昨年も入賞し、コメントしてありますが、新たに気が付いたことは、新芽がとても折れやすいので水遣りは慎重にやさしくやり、植え替えは毎年春に行った方が良いようです。
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◆例会の株から
Trichocentrum jonesianum
大場さんいわく、『鉢植えにするとまず枯れる種類ですね。』 とのことです。。。。。