5月例会 カトレア秀花集
ただいま、webの担当をしている山本です。
川崎洋蘭クラブの例会報告をご覧いただき、ありがとうございます。
当会はカトレアの愛好家が多く、5月は入賞花以外にも大変すばらしいものが並びました。
ご紹介しますので、ご覧ください。
※コメントは私見ですので、何かありましたらご指摘ください。
C.lueddemanniana
花型は野趣あふれますが、とても大きい!原種の魅力がよくわかります。
C.gaskeliana fma.suavissima’Mille-feuille’
ガスケリアナの淡い花。たいへん形が整っていますよね。
ミルフィーユは大場蘭園さんの選抜個体でしょうか。
C.mossiae fma.coerulea sib.
ゆったりと咲いた姿です。この姿がモシエらしいですよね。
シブリングですから、実生オリジナル個体でしょうか。名前をつけていただいたらよいのではないでしょうか。
C.lawrenceana ‘London’
見事に色が濃いローレンセアナです。
C.intermedia ‘No.1 Bolao’×self
3種類続くインターメディアのすばらしい花は大谷さんの愛培花です。
この花の変種名は、flamea orlataになるのでしょうか。
C.intermedia ‘Sander’
これもきれいなフラメアの花ですね。
C.intermedia fma.orlata
このインターメディアは株に対してとても花が大きく、びっくりです。リップの色が濃く、インパクトがありました。
Lc.Canhamiana coerurea’Lucky Strike’
続いて交配種です。
カンハミアナは小野さんの個体が入賞しましたが、この株も色が濃く、とても美しいですね。
モシエ×パープラータのプライマリ(原種一代交配)です。
C.Intertexta
ありそうで、あまり見たことがなかったプライマリです。
ラベルには(warneri×mossiae)とあったので調べてみました。
カトレア原種が好きな方なら、絶対に目を留める美花ですね〜!
当会でも、みなさん、このようなセルレアが大好きですよね。
Lc.Cosmo-vista
国際さんの交配のミニカトレアです。
Lc.Tokyo Magic×C.intermedia
Tokyo Magicは、なんと、スタンダードカトレアのIrene Finny にL.brigeriです。
交配種はこのように親をたどると、その花に面影が見えて大変興味深いですよね。
『何の交配の花だろう?』と思って、推理して調べるのも蘭の花を栽培する楽しみです。